【株式会社の仕組み】
株式会社は出資した比率に対してそれぞれ株式が発行されます。
例えば出資した人が2人で50万円ずつ、合計100万円の場合2人に50%ずつ株券が発行されます。
株価(株券の価値)は、出資した額が100万円で100株発行した場合は、1株1万円になります。
1年後に100万円の利益が出ると元の100万円から2倍の200万円になりますから、1株あたり2万の2倍になりますので、業績が良ければ良いほど株価は自然と上昇していくことになります。
株を持っている投資家は株主と呼ばれますが
株主には配当を受け取るなどの権利があり、
業績が好調の時は多くの配当金がもらえますが、業績が悪い時はもらえる配当金が減少もしくは配当金が出なくなることもあります。
他には自社株買いをして株価を上げることで株主に還元することもあります。
【株主が有利である】
株式会社は株主に利益が還元されます。
その次に社員に分配されますから、社員の給料はなかなか上がりません。
さらに、株主は利益をさらに残すために、コストを抑えることを要求しますから、今後AIなどの導入で特に上場企業で大量リストラが起こることが予想されます。
株主でいることで、その会社で働いていなくても利益が上がればその一部を手に入れられることを考えればやらない理由はありません。